今や全世界に店舗を構えるユニクロ!
ユニクロを1着も持っていないという人のほうが珍しいのではないでしょうか?
でも、ユニクロ服を持ってる人は、みなさんある時こんな悩みを抱くのでないでしょうか。
捨てたいけど、これゴミ箱に捨てるのもったいないなー…
ユニクロ服は、値段も安いから捨てる選択肢も選びやすいです。
でも、だからといってゴミ箱に捨てるのもなんだかもったいない
んですよね!
この記事では、そんなユニクロ服を
スッキリ気持ちよく、しかも簡単にリサイクルに出せる方法を
解説していきます!
そもそも不要な服を出したくない!という方はこちらの記事もおすすめです。
不要なユニクロ服は、買取不可な業者がほとんど
そもそもなんですが、
ユニクロはブランディアや古着買取王国ではノーブランド扱い。
買い取りしてくれないところがほとんどなんです。
自分でメルカリやラクマなどフリマアプリではユニクロの子供服はそれなりに需要があるようですが、それ以外は買い手がつかないことも。
ユニクロってワンシーズン使うことが多いから、処分を決心するのって次のシーズンだったりしますよね。
特にユニクロって、次のシーズンで微妙な形の変化つけてきます。
すでに持ってる服は流行ぽくなくて「今年はちょっと使いにくいな」ということも結構あったり。
実際私も、パンツの丈、トップスの微妙な襟ぐりの変化で
「今年は着れないなあ」
と封印したユニクロ服が、
翌年の衣替えでまたタンスから出てきた経験が…。
しかもユニクロ服は売れないときたもんです。
そんな人には、ユニクロが公式に推奨している回収BOXがかなりオススメなんですよ!
ユニクロの回収ボックスとは
↓ユニクロに設置された回収ボックス↓
ユニクロの店頭に、こんな回収BOXを見かけたことはありませんか?
ユニクロは全店舗に回収BOXを設置して、社会貢献に取り組んでいるのです。
この回収BOXで回収してくれる服の基準は以下のとおり。
・ ユニクロで販売した全商品が対象です
・衣料支援先によい状態でお届けするために、お洗濯のうえお持ちください。
・貴重品等が入らないようご注意ください
全商品リサイクル活動│服のチカラを、社会のチカラに。 UNIQLO サステナビリティユニクロは、ユニクロ・ジーユー店舗で回収した服をリユースして、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)やNGO・NPOとともに、難民キャンプや被災地など世界中の服を必要とする人たちに届けています。リユースしない服は燃料やリサイクル素材として活用し、服のチカラを活かしきる取り組みを進めています。
この基準の理由は回収された服のその後を知ればわかるはず。
回収された選別され、服はまだ着られるものはまた服として、着られないものは工業用繊維として再利用されます。
この割合が8:2くらいだそう。
多くの服が服を必要としている人々に届けられるのです。
工業繊維として再利用される2割は細かく砕かれ、産業物固形燃料として石炭、化学燃料の代わりとして大手製紙メーカーの専用ボイラーで使われます。
まだ服として活躍できる8割は、服として支援先に届けられます。
これもただ送るわけではなく、きちんと性別、年齢、気候、文化など18種類に仕分けてから、送り先のニーズにあった服を必要な人たちのところに届けるのです。
その送り先は
・災害の被害にあった国
・難民支援、発展途上国
となっています。
海外に限らず、記憶に新しい熊本地震や2018年に日本を襲った豪雨災害でもユニクロで回収された服が被災地に届けられました。
雇用がない地域では服の販売を通して就労サポートも行っているようです。
DV被害を受け、シェルターに避難している女性の支援にも熱心。
支援員による接客を受けながら服のコーディネートをして女性としての尊厳を取り戻す手助けもしているのです。
ただ服を届けて終わり、ではなくユニクロの服を通じて雇用や心の支えを作る、幅広い活動を行なっています。
さすが世界のユニクロ。
私も調べて感動しました。
捨てよう、売ろうと思っていた人もこの活動を知ればユニクロへリサイクル、持っていこうかなという気持ちになります。
社会貢献というとちょっと気張った感じがしますが、気持ち次第で身近なものになると教えてくれている気もしました。
ユニクロの回収ボックスを使った感想
実際に回収BOXを利用したことのある人の感想を探してきました。
私が行ったときもこんな感じで入っていました。
結構、奥さんが旦那さんの着ない服を持っていくケースが多いみたい。
確かに、女性は自分の要らない服にはある程度手間をかけている印象がありますが、男性はそのあたり無頓着な人も多いのかも。
奥さんが勿体ないからと旦那さんの服を売りにだすのも労力がいりますしね。
ユニクロは店舗もユーザーも多いし、回収BOXのような仕組みを作って、気軽に持ち込めるようにしてくれるのは本当に大きな意味があると思います。
ただ、私たちは回収BOXに入れたらおしまいですが、服の役目はまだ終わっていません。
リユースできないものは工業用繊維として再利用されますが、一方でまた服として活躍する道もあるのです。
回収BOXに入れたその後の行方はしらされませんが「人に服を譲る」気持ちは持っておくべきだと思います。
古着をまた仕分けるのも人の手ですし、都合のいいゴミ箱ではありません。
回収された服たちにはまだ役目があることをしっかり理解しましょう!
ただ、こういった、リユース品が現地で有効に使われないなんて問題もあるにはあります。
被災地や発展途上国の人たちの力になりたいと思っても、
うまくいかないことだってあるわけですよね。
こうなると、せっかく誰かの役に立ちたいという自分の気持ちも台無しになってしまいます。
調べてみると、想像していたより沢山の人にユニクロの回収ボックスは認識されていたので、
有効なリサイクル&支援方法として定着していくと良いのに、と感じます。
まとめ
店舗数も多く、ユーザーも多いのでユニクロの回収BOXはとても便利で身近な社会貢献として素敵だと思います。
「服を処分する」というよりも「服をユニクロに返す」「服を譲る」と意識をしたほうがもっと気持ちよく利用できると思います!
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